ネットワーク機器の資産管理のはじめ方
IT資産管理は基本中の基本
社内の情報機器を把握する事は、セキュリティ強化や、ライセンス管理をする上で重要、社内の情報機器を把握してないなら、”最優先で把握しよう”
情報機器の把握方法
目視での確認
まずは、目視でパソコン・プリンタ・ネットワーク機器を確認することから
各机のパソコンからHUBに接続されているケーブルを辿って機器の把握をしよう
”LANケーブルが接続されているか”も必ず確認しましょう
請求書からの確認
リース契約などの請求書から情報機器の把握をしましょう。
リース契約は継続しているが、実際にはどの機器か分からないという事は、よくある事
契約内容と実際の機器を把握しましょう
請求書から、契約しているインターネット回線や電話回線も情報として把握しましょう。
IPアドレス情報からの確認
社内LANに接続された情報機器には、必ずIPアドレスが設定されています。
手動でIPアドレス設定した機器から、自動割当(DHCP)のものまで全機器を把握する事は必須です。
ネットワーク内にどのような機器が接続されているか、調査するフリーソフトもあるので
うまく活用して検索しましょう。
■ フリーソフトのご紹介
株式会社リアライズさんが公開しているフリーソフトウェア 【NetEnum5】
検索結果一覧の画面
Windowsのファイアウォール設定でPING応答をしない場合や、Wi-Fi機能がスリープ状態になっている場合などは、検索一覧に表示されませんので、注意してください。
デバイスの検索を補助するツールとして利用しましょう
IT資産管理台帳の作成
SkySeaなどの資産管理ソフトやサービスなどを利用できるようなら、効率よくIT資産管理できますが、予算などの理由から導入が難しい場合、エクセルで管理表を作成して管理する事からはじめましょう。
【 IT資産管理表の例 】
【まとめ】IT資産管理のはじめ方
社内のIT化を進める上でも、どのような機器が社内にあり、何を改善しなくてはいかないかを把握する事はとても重要です。
まずは、ライセンスの過不足や、未サポートOSの利用状況、セキュリティ対策の現状把握からはじめてみましょう。